うつからの復職(再)2週目 5連勤がんばれた

なんとか5連勤乗り切れた

うつからの再復職をしてから、一週間半が経ちました。

時短勤務とはいえ、平日5連勤、なんとかなったような、かろうじて乗り切れたというのが、正直なところでしょうか。

いろいろと打ち合わせや資料作成などに従事し、『あぁ昔はこんなふうに仕事していたんだよな』と思ったりしました。仕事で頭を使うとこんなに疲れるものだったかなと思いつつ、仕事を少しこなせた自分にホッとしました。

『もうちょっと色々調べたい』、『いろいろと考えたい』と思う日も多く、短い時間で仕事をこなす難しさは感じましたが、週の半ばあたりから疲労が溜まっていることを実感したので、『まだまだ時短勤務もできるかできないかの瀬戸際である』ことを実感しました。

なんだか悲しいです。

昔のように働きたいけど働けない現実を受け止める

24時間戦士、ソルジャーであった時代があっただけに、『もっとできるはず』と過信しがちですが、『もうそんなに働けない』という現実から逃げてはいけないのだと自分に言い聞かせています。

良い悪いは別にして、『自分だったらもっとこうやるのに』と思うことも多々あります。

昔だったら自分で引き受けていた仕事も、今は極力マンパワー的な仕事は受けないようにしています。もちろん周りの方々にも配慮していただいているので、こんなわがままが許されている現状でもあります。

メンタル疾患をオープンに(せざるを得ない)

これは、物凄く勇気のいることです。

精神疾患に対する偏見にさらされ、会社内での立場も難しくなり、会社全体の業績次第では解雇される可能性に日々不安を募らせる状態。

精神疾患をオープンにして生きていくには、かなりツラいのが今の日本社会、会社組織でしょう。

私の場合、特に転職して入ってきて、精神疾患で休職してしまったため、なお一層、不安は強いです。周囲の目も怖いです。

しかし、精神疾患になってしまい、復職にも一度失敗した今の私は、この精神疾患が完全に治るということには期待しないようにしています。

そして、今回復職してから、社内の人に対しては鬱で休職していたこと、精神疾患を抱えていることをオープンにしていこうと決意し、行動に移しています。

理由は単純で、『隠していてもバレる』、『人に期待されないようにすること』、『突然メンタルダウンしても極力周りに迷惑をかけないこと』、『会社に一人くらい精神疾患をオープンにして働く人がいてもいいんじゃないかという開き直り』といったところでしょうか。

周りに自分の健康状態を気にしてもらいながら働くという、非常に贅沢な身分になってしまったのですが、『自分で自分の心身の状態をコントロールできない病気だから仕方がない』と諦めることにしたら、なんだかコミュニケーションも取りやすくなってきたなと感じています。

自分の一番隠したい部分、弱い部分を晒して生きていくこと、そんな人生も悪くないかもしれません。

鬱であっても人の役に立ちたい。贅沢か?

私は鬱であっても、人の役に立ちたいと思っています。それは会社のためかもしれませんし、日本のためかもしれません。

もちろん支えてくれる家族が一番大事であり、家族のために働くのですが、仕事には社会課題を解決するようなやり甲斐を求めたいのです。贅沢ですが、理想としてはそんな思いを抱えています。

私がこれまで体を壊しながらも会得してきた知識や経験を活かしながら、新しいことも学びながら、社会に貢献できるとうれしいなと思っています!

なんだか鬱っぽい人がわかるようになってきた気がするぞ

考え方や働き方、言動、行動などから、なんとなく『鬱っぽい人』がわかるようになってきた気がしています。

言葉・文字にすることは非常に難しいのですが、なんとなく感じるのです。鬱の予兆検知的な能力が身についたのかもしれません(笑)

鬱は『自分自身で気づくことができない病気』であるからこそ、これから私が一緒に働かせてもらう人には絶対に『鬱病』になって欲しくないと思っています。

鬱病は悪化する前に早く手を打てば、早く回復できる病気です。今回、2度目の休職した時に感じたことです。

少しでも予兆を検知したら、本人がいくら大丈夫と言っても『強制的に質的・量的な負荷を下げ、不安を聞いてあげること』を徹底できれば、中長期的に考えて、健全な組織運営に繋がるという仮説を持ち始めています。

今の会社でそれを実践できると、また一つ違った形での貢献につながるかもしれないと、少しワクワクしています。

鬱の原因・症状は人それぞれですが、仕事のパフォーマンスであったりする部分では、共通する予兆があるようにも感じるのです。

自身の経験をもとに、余裕があれば少しずつ思い出して、その予兆を言語化できると良いなと思っています。

改めて言いたい!鬱は恐ろしい病気である!

私は自分が精神疾患になるまで『鬱なんていうものは、気合いが足りない、甘えているだけ、根性でなんとかなる』と非常に浅く思っていました。

実際、この病気と向き合うと非常にツラいことを実感しますし、気持ちでどうにかできるものでもないこともわかりました。

鬱を世の中から減らすことができ、また、うつであっても生きやすい世の中になることを期待しています。

とりあえず今週もほどほどに頑張ろう

また、今日から頑張れそうか、毎日途中で心が折れるのではないかと不安を感じながら、過ごしていくことになりそうです。

ただ、『今日も一日生きている。なんとかなっている。仕事にもいけそうだ』という日々を重ねられれば良いなと思い、今週もほどほどに頑張ります!

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