うつあるある?〜2ヶ月に一度の波〜

ツラい。うつには波がある!

だいぶ体調もよくなり、日々なんとか元気に過ごせていますが、やはり2ヶ月に一度くらい、物凄く落ち込む時期があります。頑張り過ぎ、疲れ過ぎなど原因がわかれば良いのですが、驚くほど何の前触れもなくやってきます。本当に謎です。しかもだいたい休日から始まることが多いです。
平日は緊張感があるからまだ大丈夫なのかもしれませんが、せっかくの休日に動けなくなるのは勿体無いと思いつつ、ただひたすら休んでいるしかないのです。この波が軽くなっていき、日常生活に支障をきたさないようにまでなれば、本当に良いなあとつくづく思います。
日常生活が送れないうちは、まだまだ仕事も思ったように出来ない状態だと思うと焦りや悲しみもありますが、そこは諦めて、割り切っていくしかありません。

今回は軽め?

案の定、今回の連休でも落ち込む日々がやってきました。気力・体力ともに完全にゼロになり、ほぼ寝たきり状態になってしまいます。しかし、今回はそんな状態でありながらもほんの少しだけ家事ができたり多少は動くことができているように思います。前回落ち込んだ時も、いつもは2週間くらい引きずっていた落ち込みが数日間で済んでいました。もしかしたら、今回も数日の落ち込みで済むかもしれません。
私自身、重症のうつなのか、軽症のうつなのか、わかりませんが、なかなか治らない難しい病気であることは間違いないです。リハビリ出勤を始めてから4ヶ月以上が経ちましたが、まだまだ不安定だなと感じることも多いです。周りががっつり働いている姿を見ると『なぜ自分が働けないのか』悔しくもあり、悲しくもあります。

『波』と付き合う

どんな人でも小さい波はあるでしょう。健康な時なんて記憶の彼方ですが、思い出してみれば落ち込んだ時も次の日にまったく動けなくなる、連絡も取れなくなる、風呂にも入れずトイレがギリギリ行くことができるくらいの状態になど、なったことがありませんでした。
今は波がくると『ただの動けない、汚いおやじ』と化すのです。この波と付き合っていくこと、長い戦いになるでしょう。もう少し楽になりたい。せっかくの休日なので、子どもと遊んだりしたいですが、波がくると何もできません。

ただ時が過ぎるのを待つ

時が過ぎるのを待つ、これに尽きるでしょう。理由もなく落ち込み、死にたくなる時も何度もあり、その度に行動を起こさないようひたすら横になって耐える、こんな経験のある方も多いのではないでしょうか?
周りから見ればどれだけ恵まれているように見えても本人がどう捉えているかは分かりませんよね。世の中からみたら成功している人ですら、悩みを抱えている人も非常に多い印象です。最近は精神疾患を公にする有名人も多いですしね。できればそのようなニュースに触れずに過ごしたいところですが、何故だかそういうニュースほど気になってみてしまうものです。影響を受けてしまいそうで怖いのですが、みてしまいます。

私には家族がいる。自暴自棄にならずにグッと耐える

耐えるには支えが必要です。幸いなことに私には家族がいます。家族が心の大きな支えになってくれています。
もっと私が大黒柱としてしっかりしなければならないところ、恥ずかしい限り。
昭和生まれのおじさんである私は、昔ながらの価値観を引きずりがちですが、世は令和にもなり、精神疾患もより身近になってきているように感じます。精神疾患でも少し良くなってくると意外と普通な時間も多かったりします。が、いまだに偏見も強いのが日本社会の実態でしょう。
社会的弱者に自分がなってみて初めて気付くことも多いです。心身の健康、これに勝るものは無いでしょう。皆さんも今健康であればその健康を大事にして下さい。私のように精神疾患になった人も、簡単では無いですが、なんとか一日一日を生きて過ごしていきましょう。