【分析】子育てしやすい会社はどこ?〜主要な総合系コンサル・シンクタンク〜

2022年2月17日

分析主旨

『男性でも家庭を一番大事に、子育てもしっかり妻と協力して過ごしていきたい』という方も多いと思います。私もその一人です。

就職先や転職先を探す際に、働き方や休み方など制度だけではなく、実際に育休取得できる環境にあるのかは気になりますよね!子育て世代はもちろん、若い方も人生の価値観も多様化している中で、多様な働き方を実践できて、充実した生活を送れる企業はどこでしょうか?

今回は、主要な総合系コンサルティング会社とシンクタンクについて調べてみましたので、ご参考にしていただけると幸いです。

※2022年2月時点で、公表されているデータだけを用いています。企業によっては公表していないデータもあるかと思いますがご了承下さい。

くるみんマーク・プラチナくるみんマークとは

「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証です。

次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業は、申請を行うことによって「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けることができます。
この認定を受けた企業の証が、「くるみんマーク」です。

さらに、平成27年4月1日より、くるみん認定を既に受け、相当程度両立支援の制度の導入や利用が進み、高い水準の取組を行っている企業を評価しつつ、継続的な取組を促進するため、新たにプラチナくるみん認定がはじまりました。
プラチナくるみん認定を受けた企業は、「プラチナくるみんマーク」を広告等に表示し、高い水準の取組を行っている企業であることをアピールできます。

また、学生・求職者の方は、企業研究の指標の一つとしてもご活用ください。

(出所https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/kurumin/index.html

対象企業の選定

今回対象とする企業は、『株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア』のコンサルティングファームリストから選びました。

(出所https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmlist.html

【総合系コンサルティング会社11社】

デロイトトーマツ、アクセンチュア、PwC、ベイカレント、アビーム、KPMG、日本IBM、クニエ、EY、日立コンサルティング、シグマクシス

(出所https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmlist/general.html

【シンクタンク8社】

NTTデータ経営研究所、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、野村総合研究所、日本総合研究所、みずほリサーチ&テクノロジーズ、富士通総研、三菱総合研究所、大和総研

(出所https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmlist/thinktank.html

総合系コンサル・シンクタンクのくるみんマーク調べてみた!

上記19社のくるみんマークを調べてみました!

くるみんは多くの企業が取得していますが、プラチナくるみんのハードルは高そうですね!

(出所 くるみん認定及びプラチナくるみん認定企業名都道府県別一覧 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)を加工、一部女性の活躍推進企業データベース | 検索結果 (mhlw.go.jp)を参照)

男性育休取得率比較してみた!

※「-」は非公表

まとめ

これからの時代、男性・女性問わず、育児や家事を分担していく時代になってきていますよね!

今後、子育てしながらでも働きやすい、男性が育休を取っても居心地が悪くない会社に人材は集まり、ワークライフバランスの充実した人生を歩みたいと思う傾向が強まるものと思います。

その観点で就職先・転職先を選ぶ際、『くるみん』を見ることが当たり前になってくるかもしれません。

仕事のやりがいももちろんですが、個人によって重要視する価値観が多様化してきている現状を踏まえて、本分析がより働きやすい社会となってもらえるきっかけの一助となれば幸いです。

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