【働き方】『ウィークリースタンス』守られてるのだろうか?〜心を壊すとなかなか戻らんよ〜

2022年3月20日

ウィークリースタンスとは?

皆さん、『ウィークリースタンス』ご存じでしょうか?

業務を請け負った場合、発注者と確認しておくと良いと思います。(民間人となった今、つくづく感じています)

ウィークリースタンスとは、

  1. 月曜日を依頼の期限日としない(マンデー・ノーピリオド)
  2. 水曜日は定時の帰宅を心掛ける(ウェンズデー・ホーム)
  3. 土・日曜に休暇が取れるように金曜日には依頼しない(フライデー・ノーリクエスト)
  4. 昼休みや午後5時以降の打合せをしない(ランチタイム・オーバーファイブ・ノーミーティング)
  5. 定時間際、定時後の依頼、打合せをしない(イブニング・ノーリクエスト)
  6. 金曜日も定時の帰宅を心掛ける
  7. その他、任意で設定する取組(受発注者で合意した事項)

のことのようですね!

(出所https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000797792.pdf

・・・今思えば、官僚時代は委託業者さんに無茶をしていたこともあったなぁと反省しきりです。金曜夜依頼、月曜午前中締めなど。土日も働くことを前提としていた時期もありました。

正直、官僚時代はあまり意識していなかった

正直、私が霞が関にいた時代はこのようなウィークリースタンスの意識はほぼありませんでした。

『24時間働くことが当たり前』の世界で余裕もなく、時間感覚もなかったので世の中からみたら異常な働き方に周りを巻き込んでしまっていたように思います。反省です。

今は民間人となり、ようやく世間の普通の感覚を意識し始めてきたところですが、なかなか霞が関にいると『24時間労働が基準』となってしまって、委託業者などに無理を強いる場面を未だによく見かけます。

『もう少し時間をかけて仕事をしても大丈夫なもの』も多々あるはずなのですが、役人はなにかと期限を短くしがちなのが悪いところでしょう。

霞が関にいると『期限が瞬間』のものばかりで、瞬発力と気合いで毎日を生き延びているから、外に対しても平気で『明日朝までによろしく』と頼んでしまう文化が良くないですね(泣)

官僚側の気持ちも民間側の気持ちもわかるだけに、何とも申し上げづらい立場ですが、

『心身の健康を害してまで働き過ぎると後悔しかしない』

ことは身をもって実感していることです。

私も健康に働きたいですし、今の会社でも興味のある仕事をどんどんこなしていきたいなと思ってはいるものの、身体が言うことをきかないのです。悲しいけれど、これが今の私の現実なんだなと受け入れるしかない状況です。

これからの霞が関への期待

私のような人間を霞が関で生み出さないようになってくれたら良いなぁとつくづく思います。

きっかけ一つでメンタルが崩壊してしまうほど、追い込まれて仕事を続けるのは、人生の長い期間をもったいなく過ごすことに繋がるように思います。

霞が関・官僚という立場を捨てる勇気、選択肢を持っておくことで、少しは心にゆとりを持って働くことができるようにも思います。

活躍できる場は霞が関だけでは無いとも思っています。本当に気をつけて働きましょう。

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