【番外編】技術系公務員が技術士を目指す意味!?
公務員でも技術士を目指そう!
公務員は、技術士だから給与が上がるわけでも昇進するわけでも無いですが、『技術士資格を持っておく』ことには意味があると思います。
勉強になるということはもちろんですが、それ以外にもメリットがたくさんあるんじゃないかなぁと思っています。
特に若いうちからチャレンジしておくと、良い経験にもなりますし、技術士を持っている業者さんとも試験の大変さを共有できたりするので、業者さんと付き合っていく上でも『技術士の取得を目指す』ことに意味があると思います!

技術士取得メリット
発注者側の公務員でも技術士を持っていることの具体的なメリットは、
- 業者さんと名刺交換した際に『この公務員は勉強家で真面目にやってくれそうだな』と思ってもらえるのでは?
- 地元住民への説明などの際の技術的な説得力が増して地域との合意形成の円滑化に寄与するのでは?
- 役所内でも技術士取得を促す立場として振る舞うことができる
などがあげられると思っています。
あとは自身の名刺に『技術士』と書くことで、日々の自己研鑽に励もうという気になることもメリットなのかなと思います。その時々の政策動向・技術開発動向をウォッチする義務のようなものが自分の心に目覚めるのではないでしょうか?

将来の選択肢を広げられることもメリット
公務員を様々な理由で辞めたくなる方もいらっしゃるでしょう。
その際、転職活動で同じ業界の民間企業へ転職する場合、やはり技術士資格は有利に働くでしょう!
公共調達の場面で管理技術者になれたり、会社の手持ち業務量を増やせたりするので、技術士を雇用することはメリットが大きいはずです。
もちろん技術士を持っているだけで転職がうまくいくわけでは無いと思いますが、持っていた方が有利であるとは思っています!ビズリーチなんかの求人を見ても、技術士資格がマスト要件やベター要件になっているものをよく見かけますしね!
また、いざという時、潰しのきく人材であることは、これからの不確実な世の中において生き延びていく上で有効な手段の一つでしょう!

自分に謙虚であれ
官民どちらの立場でも、技術士資格を取得したからといって、偉いわけでも仕事が突然できるようになるわけでも無いので、『謙虚であること』は非常に重要な意識だと思っています。
日々技術は新しくなりますし、勉強していかないと追いつかない現代において、この意識は重要でしょう!
ぜひ、若いうちから技術士を目指してみましょう!
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