【就活生へ(2)】国家公務員(一般職・技術系) 職員が学生等を見るポイント(元官僚の私見)
あくまでも個人的な思いですが、『もし採用担当だったらこんなことを聞かれたりしたら嬉しいだろうな』というポイントについて、今回はご紹介したいと思います!
対応する職員はどんな学生さんか興味津々
私自身、学生さん方の現場見学会を企画したり、インターンの対応をしたこともあるのですが、受け入れる側の職員も『どうやって説明したら楽しんでもらえるかな?』と色々と悩みながら業者さんとも調整して準備をします。
多忙な中でも、『どんな学生さん達が来てくれるのかな?』と当日まで楽しみに過ごす職員も多いように見受けられました。
対応する職員や現場の業者さんも結構気合いが入って、その時見せられるカッコいいものを見せてくれたりします!
ここまで準備などを頑張るのも、将来一緒に働いてくれる、もしくは建設業界で活躍してくれるであろう貴重な人材だと思っているからでしょう!
だから、受け入れる側も興味津々なのです。採用する側のそんな想いも感じてもらえるとうれしいです!

興味ポイントの例
興味のポイントとしては、具体的に
- どれくらい自組織の仕事に興味あるのかな?
- 仕事のうち何に一番興味があるのかな?
- 楽しく一緒に働きたいと思えるかな?
- 組織に馴染みそうかな?
- 長く活躍してもらえそうかな?
- 興味・向上心を持って働いてもらえそうかな?
- やりがいを感じてもらえそうかな?
- ちゃんと一人で生活できそうかな(特に高校生は)?
など、考えたりしていました。
私がインターン対応をした際も、学生さん達一人一人に個性があって、楽しかったですね。

やっぱり仕事内容について質問されると何でも嬉しい
職員はそれぞれの現場に誇りとこだわりを持って、少しでも良いものを作り上げようとしています。
特に学生対応をしてくれるような職員は、熱い思いを持った方が多い印象です。
なので、現場に関すること、これまでの仕事のこと、国家公務員でよかったこと・悪かったこと、技術的にどのように成長していけるのか、といった内容を少し聞いてあげると、機嫌よく答えてくれる職員が多いでしょう!
私自身も官僚時代、若い学生さん達の対応をする際、なんかいろいろと聞かれるとうれしくなってしまって、話し込んでしまうことも多かったです。
疑問に思うこと、不安に思うことがあれば、色んな職員に聞いてみて下さい。人によって答えは違ってくるでしょうが、複数の人に聞いてみるとそこから企業風土のようなものを感じることができる気がしますので、オススメですね!

福利厚生など労働条件については採用担当に聞こう
技術系職員、特に現場見学会などで対応する職員は細かいところまで福利厚生を把握していない場合も多いです。現場や仕事内容についての質問に対しては嬉々として答えてくれるでしょう!
福利厚生や残業などについての職場の細かいルールは採用担当係が詳しいケースがほとんどです。
現場の技術系職員に聞いても良いですが、せっかくの限られた時間ですので、現場や仕事内容についていっぱい質問して聞いてあげると職員もうれしく思うでしょう。
そして『一緒に働きたいな』と思うはずです!職員と会える時間は有効に活用しましょうね!

説明会や現場見学会・インターンに来てくれると嬉しい!
移動中も質問したり、ちょっとした私生活について軽く聞いてみたりするなど、職員とコミュニケーションを取ってくれる学生さんは、職員が対応していても嬉しいはずです。
現場見学会の移動時間なども含めて、職員と一緒にいる時間は貴重ですので、いろいろと聞いてみましょう!
現場に同行しているのが若手職員だったりする場合は、まだ学生目線も持っているので、正直なところを雑談のように聞いてみるのも面白いと思います。
私自身が就活していた際は、官民ともあまり若手職員との懇談のような場がなく、正直なところを聞くに聞けなかったりした思い出があります。
やはり、人生の仕事のスタートを決める場ですから、確認できることは確認してから就職先は選びたいですよね!後悔のないようにしていきましょう!

終わりに
ここまで、あくまでも私個人の思いや感覚を述べてきました。
実際の国家公務員一般職の採用担当の方がどう思うかはわかりませんが、就職活動の少しでも参考になれば幸いです!

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