『不夜城 霞が関』キャリアとプロパー(ノンキャリア)

2022年2月10日

私が在籍していた省庁の部署では、主に本省採用のI種(総合職いわゆるキャリア)と地方採用のⅡ種Ⅲ種(一般職いわゆるプロパー)の本省出向者で構成されていました!

プロパーはどんな人?

本省に出向してくるプロパーの方々は、皆個性的で現場のことを本当に良く知っていて、厳しかったですが、優秀な方ばかりだった印象です。

同じ本省係長でもキャリアとは10年以上経験が違うので、本当に頼りになる方々で、一緒に仕事をさせていただいて勉強になることばかりでした。

このように全国から集まったエース級のプロパーの方々から教えてもらい、鍛えてもらい、施策や予算制度を考えていく過程は楽しかったです。

キャリアとプロパーは対立する!?

私のいた組織では、対立するというよりは、協力して、予算を取ってきたり、制度を考えたり、ともに頑張って働いていました。

キャリアだけではやはり『現場感が足りない』ので、プロパーの方々がいなければ成り立たない組織でした。

役職が上の方になるとキャリアの方々で構成されており、尊敬するキャリアの方々はプロパーの方を非常に大事に思われていたことを思い出します。

キャリアは責任を取るのが仕事

私の尊敬するキャリアの方々は『責任は取る』というスタンスが明確でした。

仕事にはめっぽう厳しかったですが、最終的に追い詰められる場面ではしっかり責任を取ってくれるような方で、本当に頼りになりました。

忙しく体力的にも精神的にも辛くもありましたが、楽しくもあった日々だったなぁと、今は思います。

私も年齢的には中堅なので、今の会社でも若い方が働きやすいように振る舞いたいなと思っています。


年収600万円以上の方に最も支持される転職サイト/ビズリーチ