（嬉）官僚時代の元上司との感動的・刺激的な再会～激辛～
嬉しくもあり、刺激的で面白かった再会
元職場の方と会うのは非常に緊張するものです。健康な方でも仕事・組織を変えた後にお会いすることに緊張する方も多いのではないでしょうか。
これまでも転職してからすぐに声をかけて下さった先輩方もおり、非常にうれしくお話しさせていただいたこともあります。
しかし、今回は、自身が調子を長く崩していて、まだまだリハビリ真っ只中の状況で、『昔からの知り合いに会ってちゃんと振る舞えるのだろうか』、『会話できるだろうか』と不安に感じることもありました。
しかし、会ってしまえば、杞憂に終わりました。
数年ぶりにお会いできたのですが、簡単な近況報告のあとは、政策議論をじっくりできたことが物凄く楽しくもあり、刺激的でもあり、私の脳みそもまだ生きているなと、久しぶりに自信にもなりました。
うつ病を患って以来、初めて自分に自信を少しだけ持てたかもしれません。社会復帰の大きな一歩になったことは間違いありません！人と出会い、会話することもリハビリになると強く感じました。
やっぱり変わらんなぁ（笑）
数年間、私も元上司も様々な経験を積んで、成長していると思いますが、根本的な考え方、課題へのアプローチや言い回し、論理展開は変わらないものですね！
元上司のスピード感についていけるのか、相当不安でもありましたが、今の私の状況も優しく受け入れて下さりながら、いつものペースで会話することができたと思っています。
私もですが、やはり人間の本質は変わらないので、昔築いた人間関係の大事さ、重要さを改めて実感する良い機会となりました。
自身の体調を最優先しながらも、これからは昔お世話になった先輩方や後輩の皆さんと積極的に交流を続けて、自らの視座を高めていくことも重要なのではないかと気づかされました。
改めて尊敬
『こちらから１を言うと、瞬間で１０考えて、１００返ってくる』ようなスピード感を久しぶりに体感し、改めて尊敬の念を抱いたところ。
韻を踏むようなリズム感のある会話は非常に楽しく、面白いものですね！ハイテンションの音楽を聴いているような感じというイメージでしょうか。
昔は毎日接していた元上司とのあらゆる時間は貴重なものだったんだなぁと思いつつ、これからも議論させていただく関係性を続けていきたいなと思えました！そのためには、視座を高く、課題意識を持って日々を過ごしていこうと思いました。
仕事を楽しむ・面白がる思考回路
仕事を『面白がること』は難しいことですが、メンタル的に非常に重要な観点でしょう。
今思えば、肉体的には非常に厳しかった霞が関時代を乗り切れたのも、『面白がる』ことのできる上司と一緒だったからかもしれません。
これからは、私自身が仕事を『面白がる』ことを意識すると、周りも楽しく仕事ができ、皆がメンタル的に良い状態で頑張れるのかなと思ったりもしています。
私は体力的に無理の効かない健康状態となるとともに、年齢的にも中年となり、とにかくがむしゃらに頑張るだけの働き方を変えざるを得ない状況となってきています。
個人としての労働時間をかけてパフォーマンスを上げることはもう無理なので、同僚に頼る、同僚を活かす、成長させることに重きを置いた仕事の取り組み方に変化しなければならないと思ってきています。
刺激的なリハビリに！
とにかく、食事メニューも含めて、非常に『刺激的』な会となりました！
論理的にはあり得ることでも、現場を踏まえると机上の空論であることを『瞬間』で指摘してもらえる貴重な機会でした。
職業柄、どうしても難しく考えがちですが、現場に深く思いを寄せることで案外簡単な論理で解決策が見つかることもあるでしょう。
今の日本の地方の現状をちゃんと把握しなければダメだと言われたように思います。これからの仕事にこの指摘をしっかり活かしていきたいと思っています。
またいつか一緒に仕事を
今回お世話になった先輩は、「あぁでもない、こうでもない」と考え抜くことを教えていただいた方でもあります。
とにかく時代の変化の激しい、過去の経験が通じない世の中になってきているとは思いますが、「いつの時代も考え抜くこと」は共通でしょう。ビジネスをやるにしても、公のために尽くすにしても、その部分は共通しているように思います。
また、次にお会いする時に議論できるネタをしっかりと日々考えていくことを忘れずに、前向きに過ごしていきたいと思います。
いつか一緒にお仕事できることを願っています。