技術士(上下水道部門)ゼロからチャレンジ(1)

2022年8月25日

きっかけ

今年(2022年)の夏季休暇は、コロナもあり、自宅でゆっくり過ごす時間が長かったです。昨年はうつでほぼ寝たきりだったことを思うと、回復してきているんだなと感じます。
さて、この夏季休暇は読書をしたりして過ごしてたのですが、そこで改めて『新たなことを学ぶことは楽しいことだな』と思いました。いま仕事で担当している業務に活かせて、将来にも役立ちそうで、面白そうなことが何かないのかな?と考える時間にもなりました。

新しいことへチャレンジしてみる気持ちが出てきた

仕事に復帰してから2ヶ月と少しが経ちました。仕事への貢献と自己成長を考える余裕も少しだけ出てきたように思います。無理してまた落ち込んでしまうことがないように最大限気をつけなくてはなりませんが、空いた時間で何かできないかと思い始めました。新しいことを始めることはなにかと勇気がいりますが、失うものはなにもないと信じています。

うつからのリハビリとしても良いかも

生活のリズムもだいぶ安定してきました。そこで将来に向けて、『技術士・上下水道部門』を勉強してみようかなと思っています。今は技術の進歩などの流れも早くなかなかついていけない状況ですが、官僚を辞めて今の職業に就いて以来、自らの専門性を複線化していきたいと考えていたところ。技術士の試験自体も面白いものなので、ゼロからのスタートになりますが数年かけて勉強してみても良いかなと思っています。
ただし、絶対に無理はしない。『仕事を続ける』ことを最優先にしていこうと思います。あくまでもフルタイムでの復職に向けて、時短勤務をこなすことが最優先にはなりますが、休みの日に上下水道の基本書などを読みながら勉強するのも気晴らしに良いかなと考えています。

専門科目どうする?上水道・工業用水or下水道?

上水道・工業用水と下水道、どちらにするのか非常に悩ましいところ。
工業用水は今の仕事とも少し絡むので、勉強したいのですが、上水道科目と一緒になっているので、本当に基礎知識からゼロベースで勉強しなければなりません。
下水道は雨水処理では河川と非常に近しい分野ですし、連携している施策も多いですから、雨水処理の観点ではとっつきやすいかなと思っているところ。汚水を勉強すればなんとかなるようにも思っています。
さて、どちらを選ぶべきか。非常に悩ましいです。上水道・工業用水も下水道も生活に欠かせないインフラですし、老朽化の進展などで早急な対策が求められている傾向にある重要な分野ですよね。よって将来にわたって技術者が必要とされる分野でしょう!

口頭試験までを考えると業務経歴も重要になってくるので、勉強のハードルは高いですが『上水道』を選ぶ方が良さそうでしょうか。

さて、勉強法をどうするか

まずは直近の過去問を読んでみることにします。過去問を見てどれだけわからないものなのかを確認しつつ、どう対策を取っていくべきか考えてみたいと思います。その上で、参考書籍を買って勉強を進めたいと考えています。

R4年度の過去問は?

必須科目

必須科目は、

(出所 日本技術士会 https://www.engineer.or.jp/c_topics/008/attached/attach_8856_1.pdf、閲覧日2022年8月25日)

の出題でした。

上下水道に共通するということは、両方知ってないと書けないという、なんとも難しい問いになっているようです。ただ、流行りの施策関係であれば専門知識がなくても所管省庁のHPを見れば対応できるようにも思いますが、かなりの勉強が必要そうです。

専門科目(上水道・工業用水)

専門科目は、

(出所 日本技術士会 https://www.engineer.or.jp/c_topics/008/attached/attach_8856_2.pdf、閲覧日2022年8月25日)

の出題でした。

もちろん、手も足も出ません。。。

これは大変なものへのチャレンジになりそうな予感。挫折もみえてきます。。

とりあえず参考書買ってみた

超基本書と技術士対策の本を購入してみました。

購入書籍はこちら↓

2022年度技術士試験[上下水道部門]傾向と対策 [ CEネットワーク ]
トコトンやさしい下水道の本 (B&Tブックス) [ 高堂彰二 ]
【送料無料】トコトンやさしい水道の本/高堂彰二

基本書は以前、下水道版を買って持っていたので、水道版も購入することにしました。

まずは基本書で知識を増やしつつ、技術士対策本の内容が理解できるレベルまで持っていきたいところです。その次に、各省のHPで施策などのチェックに進みたいと思います。無事、来年度の受験まで走り切れるか、不安ではありますが。

自信は無いがチャレンジする意味はある(はず)

過去問を見て思ったことは、まったく実務経験も足りないし、歯が立たない状況であるという現実を把握できたなぁということでした。
将来的には『なんか水関係に詳しい人』になりたいので、技術士(上下水道部門)の勉強を通じて頑張りたいと思います!

【R5年度 上下水道関連記事はこちら↓】
技術士(上下水道部門)ゼロからチャレンジ(2) | うつ×育児×転職×元官僚×技術士×ダム (ikujiojisan.biz)