電力・通信・鉄道インフラにも興味が出てきたぞ

きっかけ

最近、時間があると、インフラ整備・管理の将来像をよく考えています。心身にも少し余裕が出てきたのかもしれません。
特に電力需給ひっ迫報道や通信障害、自然災害による鉄道被害などが生じている現状を踏まえると、今後の『インフラ』については、河川や道路等いわゆる公共土木施設だけを考えていても、なんとなく視野が狭くなってしまうのかなと思い始めました。
すべての分野について専門性を高めることは、能力的にも不可能ですが、『基礎を学ぶこと』で世の中の動きや課題についてのアンテナが高くなり、社会課題を俯瞰して捉えることができるようになるのでは?と思っています。
これまでまったく触れたことのない分野にも少しずつ知っていきたいと思っています。そこで出た疑問等を社内外の詳しい方に聞きながら、知見を深めていきたいと思っています。

勉強書籍(電力・通信・鉄道)

そこで、早速、本屋に行ってみました。基礎を学ぶということで、読みやすそうなものを選ぶように心がけて、探してみました!以下、購入してみた書籍です。

図解入門ビジネス 最新電力システムの基本と仕組みがよ〜くわかる本[第3版] [ 木舟辰平 ]
通信設備が一番わかる [ 真江島 光 坂林 和重 ]
よくわかる最新鉄道の技術と仕組み 要素技術と運行のシステムを学ぶ/秋山芳弘/阿佐見俊介/磯部栄介【3000円以上送料無料】
図解即戦力 通信業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書 [ 実積 寿也 ]
鉄道会社はどう生き残るか (PHPビジネス新書) [ 佐藤 信之 ]

目的は『新たな視点での社会課題』への気づき

それぞれの分野には、業界の常識があるはずです。歴史や文化・風土もあるでしょう。しかし、これからの時代は、その常識にとらわれている限り、『これまでの延長線上での改善』しか発想できないのではないか?という危機感があります。
生産年齢人口の減少、既設インフラの老朽化の進展、気候変動、巨大地震の切迫性などあらゆる危機が同時に押し寄せてきている、そんな危機感が私にはあります。
新たな視点での解決策を提案できるようにするためには何が必要なのか、そこで今回基礎を学んでみようと考えました。
そして、これは自分一人で考えていても仕方のないことでもあります。基礎を学ぶことができたら、早速あらゆる関係者に聞きながら『ファクトベース』での課題認識を進めていきたいと思っています。
仮説を実態に即したものとするためにはどうすべきか、ここも考えていきたいと思います。

アウトプット、意見交換をしながら『将来を考える』

アウトプットは自分の頭の整理、新たな気づきのために非常に重要だと感じています。このブログもそのアウトプットの一つです。

そして、意見交換できる方々にも恵まれているため、これからはあらゆる方に『仮説をぶつけられるだけの基礎知識』を身につけていき、意見交換を進めていきながら、『自分なりのインフラの将来像』を具体化していきたいと思います。