『不夜城 霞が関』年越し予算編成はツラいよ（泣）
通常、次年度当初予算の編成作業は、年末のクリスマス頃になされますが、選挙の影響などで『年越しで予算編成が行われる』こともあります。
私が霞が関にいた際も一度だけ、『年越し予算編成』を経験しました。
官僚の業務は政治に左右されるぞ！
この年越し予算編成は、メンタル的にだいぶ辛かったことを覚えています。
周りが年末年始の休暇に入る中、『予算ライン』と呼ばれる各省各局の予算担当は出勤し続け、財務省と最後の調整、詰めの作業を延々とやらなければならないのです。
その年は『なんとか12/31と1/1だけは休もう』ということで財務省の担当係の方と話をして、気合いで乗り切り、かろうじて休みを取れました。
おそらく年末年始休みのなかった方も多かった年ではなかったかなと思います。
世間でよく言われているのは『国会対応』ですよね。主に野党からの質問通告が夜遅くなり、皆んなが国会待機、質問が当たればそこから答弁及び参考資料準備、財務省協議、秘書官レクなどを怒涛のようにこなし、翌朝の大臣等へのレクまで寝ずに対応するというものです。
国会のようにわかりやすく政治に左右される業務で忙しくなることは有名ですが、選挙日程によっては年越しも休みがなくなってしまうのが官僚の辛いところかもしれませんね！
年明けのニュースで予算編成が流れたら、その裏には年末年始も泊まり込んで働く官僚がいることを知っていただけると嬉しいです！
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