『不夜城 霞が関』クリスマスパーティー!?

2022年2月10日

12/24 クリスマスイブといえば、次年度当初予算編成!

『クリスマスイブ』といえば、世間の人はケーキを買ってお祝いしたり、ちょっとした楽しいイベントの日という認識ではないでしょうか?

私のいた時代の霞が関は予算編成でした。

平成の天皇誕生日(12/23)ももちろん最後の詰めで出勤していましたね!

ちょっとしたハイテンションで『クリスマスパーティー』だなと思っていました(笑)

予算編成の直前まで何をしているのか

次年度当初予算のメリハリ(前年度から減らした予算と伸ばした予算)説明資料やその想定問答、計数について、財務省担当係との最終調整などを実施していたと思います。

予算編成がなされ、記者発表されるとマスコミ取材対応のための待機もかかるので、クリスマスイブ当日ももちろん深夜まで勤務になります。(通常業務を処理する必要もあるため)

各省各局の予算に関わる人たち(いわゆる『予算ライン』)は、クリスマスイブを無事乗り越えることを目標として頑張って働いていたと思います。

そして予算編成を乗り切ると、力尽きたように年末休暇モードになっていくのです。

あれは何度やっても疲れる作業だなと今振り返っても思います。

財務省の担当係の皆さんも当たり前のように何日も泊まり込んで、各省各局と協力して予算を作り上げていくのです。

日本は予算の単年度主義もありますから、毎年霞が関の恒例イベントという感じでしょう。

今でも予算編成時期になるとそわそわしてしまうのは悪い癖です。

ただ、民間人になると公表されてからいかに早く情報をキャッチアップできるかが重要なので、この経験も今に活きているなぁと感じています。


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