【分析】移住するならどんな街?~環境モデル都市・未来都市の再生可能エネルギーポテンシャル~
分析主旨
気候変動による災害の激甚化・頻発化など、世界ではあらゆる変化が生じてきており、我々の生活スタイル・考え方も転換期にあると感じています。
これを受けた脱炭素やカーボンニュートラルといった世界の潮流に対して、日本も乗り遅れずに取り組んでいく必要があります。
今回は、環境モデル都市及び環境未来都市における、再生可能エネルギーのポテンシャル、将来の人口一人当たりの再生可能エネルギーポテンシャルについて、見てみましょう!
2018年9月の北海道胆振東部地震によって全道停電となったのは記憶に新しいでしょう。あのような事態が暖房などが必須な真冬に起きていたらと思うと、ゾッとしますよね。
今後、地方への移住などを考えた時にエネルギーの地産地消の観点でも貢献している地域に住みたい、広域災害時でも自地域で電力が確保できる場所に住みたい、といった方の参考になれば幸いです!

環境モデル都市・環境未来都市とは
定義は以下の通り。
- 『環境モデル都市』とは、温室効果ガス排出の大幅な削減など低炭素社会の実現に向け、先進的な取組にチャレンジする都市
- 『環境未来都市』とは、環境・超高齢化対応等に向けた、人間中心の新たな価値を創造する都市





(出所 Microsoft PowerPoint – 140317_制度の概要_rev1.pptx (chisou.go.jp))
環境モデル都市・環境未来都市をリスト化してみる

各市町村の再生可能エネルギーの状況は?
今回再生可能エネルギーポテンシャルについては、REPOS(リーポス(再生可能エネルギー情報提供システム)) (env.go.jp)で公開されているデータを用います。
太陽光発電
- 最大限の可能性という観点で、L3ケースを用いることとします。

(出所PowerPoint プレゼンテーション (env.go.jp))
- なお、公共系は都道府県別でしか公表されていないので、「住宅用等」(「商業系建築物」および「住宅系建築物」)を対象としました。
風力発電
- 洋上風力は都道府県別でしか公表されていないため、陸上風力発電を対象とします。
中小水力発電
- 中小水力は、市区町村別で公表されている「河川」を対象とします。農業用水は都道府県別でしか公表されていないため、対象外とします。
まとめてみると、以下のようになりますね!
- 1,000千kW以上のポテンシャルを有しているのは、下川町、南相馬市、横浜市、新潟市、富山市、京都市、神戸市、北九州市。
- 太陽光をみると、やはり県庁所在地など比較的大きな都市で建物がいっぱいあるからポテンシャルもあるんだろうなと感じます!
- 陸上風力をみると、下川町が群を抜いてますね。これも東京23区の面積と同じくらいの面積のほとんどが森林である下川町の特徴が表れているといって良いでしょう!
- 中小水力発電は、富山市が大きいですね。河川の利用可能性の高い都市ということでしょうか。

将来(2045年)人口一人当たりの再生可能エネルギーポテンシャルは?
環境未来都市・モデル都市は過疎化に悩まれている自治体もあるかと思います。
そこで、将来的にエネルギーの地産地消を考えた時、一人当たりどれくらいの再生可能エネルギーポテンシャルがある地域なのか、調べてみたくなりました!ここでは、将来2045年の人口一人当たりで換算した時、どのように見えるのか試算してみます。
なお、将来人口の推計は、国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)』https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson18/t-page.aspを参照しました。

移住するならどんな街?
今回は環境や再生可能エネルギーの観点で、各市町村を分析してみました。
コロナの影響などにより、リモートでの働き方が常態化する業界も増えてきている現在、住まい方も変わっていく転換期にあるのではないでしょうか?
東京一極集中の是正・地方創生にもつながる地方への移住について、これを機会に検討してみてはいかがでしょうか?私が移住するなら北海道下川町かな。ダムもあるし!
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