【番外編】技術士の記述試験は楽しい!〜若手から挑戦していこう〜

2022年3月8日

技術士試験の魅力

これまで業務などで触れてきた内容を俯瞰して、背景・課題・解決策をアウトプットしていく作業は楽しいと個人的には思っています。

勉強自体も専門内容であればなお、楽しく取り組むことができるのではないでしょうか?

私自身、河川を専門としていたので、河川の勉強は楽しかったですし、当日解答を記述していても楽しかった想い出があります。

特に日常の業務では発注者からの宿題対応で精一杯で、宿題の背景を慮る余裕の無いの方も多いと思います。

しかし、技術士試験を通じ、世の中の動きを俯瞰して今取り組んでいる仕事がどんな意味があるのか、考えてみるきっかけにもなると思います。

『あんまり勉強できてないし、論文試験はイヤだなぁ』と思われる方もいるかもしれませんが、『60点を目指せば十分』と考えて気軽に挑戦してみましょう!

申込時期も年度始めで、繁忙期直後ですが、頑張って申し込みだけは済ませておくことをおすすめします!

受験することに意味がある試験

特に若手に伝えたいことは、『勉強できてなくてもとりあえず受験してみることに意味がある試験』であるということです。

試験で出題される内容には、『今流行りの社会課題を取り扱った問題も多い』ので、試験の場で考えてみるだけでも十分意味のある試験だと考えています。

また、試験に落ちてしまっても若手のうちから1度チャレンジしておくと、『こういう観点の情報は試験に出そうだな』など、普段の業務遂行から無意識にインプットされていくことにも繋がりますよね!

もちろん公共調達等においては、管理技術者要件になっていたり、実際の仕事でも必要な資格であることは間違いないですが、『受けさせられている』という意識で臨むのはツラいでしょう。

ですので、主体的に経験年数が達した段階で積極的に受験してみましょうね!

特に若いうちは試験に落ちても楽しかった思い出に

もちろん合格率の低い資格試験ですから落ちることもよくあると思います。落ちることはまったく恥ずかしいことでは無いですし、チャレンジしていることは凄いことだと思っています。

私自身、H29建設部門(河川)は一度で通りましたが、R3年度に挑戦してみた総監は筆記試験で落ちてしまいました。※択一が全然できなかった・・・。

落ちてしまいましたが、記述試験自体楽しかったですし、また体調などが落ち着いたら総監を受けていきたいなと思っています。

一分野取得できたら別分野にも興味が出てくるメリットも

私の場合は河川を専門としていますが、次は上下水道部門(下水道)も狙っていきたいなと思っています。

自分の知識の幅を少しでも広げていければ、携われる仕事にもより多面的に取り組むことができるのではないかと考えています。特に治水の観点では、河川と下水道は一体なので、内水のことも詳しくなりたいという欲求が増してきているところです。

このように資格試験を通じて、幅を広げていくことにも繋がられるメリットがあるのではないでしょうか。

私自身まだまだ専門性も高くないので偉そうなことは言えませんが、皆さんも一緒に技術士試験を通じて知識の幅を広げていきましょう!私も頑張りたいと思います。(ただし、心身の健康優先で!

【R5年度 対策はこちらから↓】
R5年度技術士(建設部門_河川)(1)勉強法〜令和5年度水管理・国土保全局予算決定概要〜 | うつ×育児×転職×元官僚×技術士×ダム (ikujiojisan.biz)