【予想】R4技術士(建設部門)勝手に出題予想(5)〜『必須科目』出題予想 〜

2022年3月7日

建設部門 必須科目 出題予想

今回は、建設部門『必須科目』の出題予想をしていきます!(私が受験した時は必須択一時代だったので必須科目の記述式は経験無いですがご参考に)

出題傾向は、以下のような感じでしたよね。

  1. 大臣官房技術調査課系(業界団体関係、生産性向上)
  2. 総合政策局公共事業企画調整課系(戦略的メンテナンス、廃棄物)
  3. 水管理・国土保全局防災課系(河川に限らない総合的な防災対応)

これらに加えて『政府のトレンド』も踏まえ、それぞれについて出題予想(ヤマを張る)をしていきましょう!(Ⅰ-1、Ⅰ-2では、分けずに予想します)

外れたらごめんなさい。

大臣官房技術調査課系

ここでは、建設現場の生産性向上建設業界系の出題の予想をしていきます。

インフラDX・i-construction

DXは本当に話題になった1年でしたね!インフラ分野のDXも推進本部会議が立ち上がり、各分野のDXの取組が一層進んでいるところです。ここは一番勉強しておきたいところですね!専門科目Ⅲにもつながる可能性が高いと見ています!

BIM/CIM

発注者側にも受注者側にも大きな影響のあるのが令和5年のBIM/CIM原則化ですよね!この内容についてもしっかり勉強しておきたいところです!

データプラットフォーム

データプラットフォームも色々なところで流行ってきていますよね!その中でも建設部門と関係が深いのが国土交通データプラットフォームでしょう!話題のplateau(3D都市モデル)とも連携しており、今後も更なる拡充・発展が見込まれます!

担い手3法・新3K

少し古いですが、業界対応の昨今の動きとして、担い手3法や新3Kといったキーワードは押さえておきたいところです。地場の中小建設業にも影響している事項なので、しっかり押さえておきましょう!

賃上げ・公共調達への加点措置・労務単価引き上げ

新しい資本主義で示された『賃上げ』方針について公共調達(総合評価)に反映させるという結果となりましたよね!業界団体への影響が大きく、出題の可能性があるかもしれません。

また、合わせて東日本大震災から10年以上が経過しましたが、被災地の復興係数継続も頭の片隅に置いておきましょう!

総政局公共事業企画調整課系

ここでは、戦略的メンテナンス、施工DXについて予想していきます。

戦略的メンテナンス

令和4年笹子トンネル事故から10年の節目となります。メンテナンス小委員会でも節目に合わせてとりまとめる動きがあります。しっかり動きをウォッチしておきましょう!

施工の自動化・自律化、ICT建機、ローカル5G、パワーアシストスーツ

今、公共事業企画調整課が力を入れている内容ですよね。

インフラDXの施工分野の取組となりますが、一応こちらも合わせて押さえておきましょう!

水局防災課系

ここでは、河川に限らない総合的な防災対策について予想していきます。

流域治水

言わずもがな、防災と言えば今は『流域治水』でしょう!

ここでは国交省や河川分野だけでなく他省庁の取組も把握して全体像をしっかり押さえて記述できるようにしておきましょう!

防災・減災対策本部

南海トラフや首都直下地震の対策本部などが発展的に解消してできたのが、防災・減災対策本部です。直近の会議資料から全体像及びそれぞれの代表的な取組を把握しておきましょう!

防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策

国土強靱化は財務省主計官(公共事業)の予算資料でも打ち出されているように、大変重要な取組ですよね!どんな内容が含まれているのか、施策背景からしっかりと押さえておきましょう!

その他(政府トレンド)

脱炭素・カーボンニュートラル

脱炭素・カーボンニュートラルの取組は政府一押し施策ですよね。国交省関係では旧運輸系の取組が主流のように見えますが、旧建設系の取組もしっかりと入っていますので、全体の動きを踏まえつつ旧建設系の取組も押さえるようにしていきましょう!

次回はそれぞれヤマを張ったものについての勉強内容について紹介しますので、お楽しみに!

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R5年度技術士(建設部門_河川)(1)勉強法〜令和5年度水管理・国土保全局予算決定概要〜 | うつ×育児×転職×元官僚×技術士×ダム (ikujiojisan.biz)