『官僚からの転職』意外と役に立つスキル

2022年2月12日

中堅官僚が転職を考える際、『自分には何の専門性も無いなぁ』と思われる方も多いのではないでしょうか?しかも関係業界には転職できないですしね。

しかし、意外と官僚の日常業務で鍛えられた能力が役に立っていますので、ご紹介します!

どれもあまり職務経歴書などには表れない汎用的なスキルですが、間違いなく使える長所ですから、自信を持って転職活動に臨みましょう!

『1枚』で説明するスキル

説明する相手に応じて、興味のある点やインプットしたい内容は異なります。

官僚は日常的に、上司やカウンターパート、財務省、与党議員、野党議員、業界、自治体など、思考回路と着眼点が違う人達への説明を求められます。

よって、『相手の立場に立った過不足ない説明1枚紙』を作る能力が鍛えられ、それを用いて『相手を説明・説得できる』スキルが身につくのだと感じています。

『いかに情報を削ぎ落とすか』、その取捨選択スキルは様々な説明の場面で活きてくるでしょう!

ポンチ絵作成スキル

ポンチ絵とはPPT等で作成した、図や絵なども含めた説明資料の一種です。

文字だけでは伝わらない事柄の方が多いので、特に自部署以外の方へ説明する時にはポンチ絵が重宝されます。

業務で日常的に瞬間でポンチ絵を作らなければならない状況なので、嫌でもポンチ絵作成能力は向上しますよね。

関係者と調整して落とし所を見つけ、物事を進めるスキル

多様な利害の異なる関係者と調整し、物事を進めることも非常に重要なスキルです。

要は『落としどころを調整する』スキルですね。

単に自組織の論理で主張をし続けていても、議論が平行線となる場面に多く遭遇します。

官僚は関係者との調整を日常的に経験しているので、そのスキルも自然と高まっています。

巻き込み力・根回し力

最後は、あらゆる関係者に説明しながら、周りを巻き込んで事業等を推進していくスキルです。

なんでも物事を進めるには応援団を作って盛り上げていく必要があります。

例えば官僚は、法律改正案を検討していく上でも議員や業界などステークホルダーに応援団になってもらって進めていくプロセスも重要なため、『巻き込み力』『根回し力』が自然と高まります!

これも官僚で得られるスキルの一つですね。

コンサルでも重厚長大な事業会社でもスタートアップでも、これらの能力は役に立つのではないかなと思います。

官僚から転職を検討する場合は、視野を広く持ち、はじめは選択肢を広げて活動してみると良いでしょう!

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