【国家公務員の魅力】発注者側の視点は他では得難い!〜就活の参考に〜

2022年2月19日

今回は、キャリア・プロパー問わず、国家公務員の魅力のうち、『発注者側の視点』について綴りたいと思います。

新卒就活時を振り返ってみる

今振り返ってみると、私が新卒で就活をした時は、リーマンショックのあおりを受け民間就職もなかなか大変な時期だったのではないかなと思います。

私の専攻していた分野の学生の間では、大きく分けて『発注者側』か『受注者側』かで就活のスタンスが分かれていましたね。

今のコンサル人気とは逆で、どちらかと言えば発注者側の官公庁やインフラ管理会社の方が人気があった時代のように感じています。

その中で私は官僚という道を選んだのですが、採用面接で志望動機を聞かれたときに、

『災害に強い日本を作りたい。より計画立案・決定できる立場で専門性も活かしつつ頑張っていきたい』

というようなことを話した記憶があります。

実際、国家公務員として様々な仕事に携わることができたので、施策・計画立案過程の経験や、現場での地元説明の経験、公務員的な物の見方は得難いもので私の財産になっています!

発注者側の視点

具体的に発注者として、経験できて良かったことは、

  1. 主体的に仮説課題を検討・立案・検証し、施策に反映することができる!
  2. 仮説課題を検証するための業務発注をするなど、委託業者とも協力しながら、決定権を持って事業等物事を具体的に進めることができる
  3. 大きな政策の方向性(今であればグリーンやデジタル、強靱化など)と、自らが担当している施策を繋げて、将来に向けて必要なあらゆる手段を検討できる!

などがあげられます。

発注者側の視点で物事を考えて生み出し、実行までできるところが魅力の一つと言えると思います!

その他、いろいろと楽しかった想い出もたくさんあります!

新卒・中途で国家公務員という選択肢も悪くない!

ただ安定しているだろうというだけで、国家公務員を目指すのは少し寂しいですよね!

せっかく人生の長い時間を仕事で費やすのであれば、興味があったり、やりがいがあったり、自分に向いていたりする仕事に就きたいですよね!?

今は転職も当たり前のような時代だからこそ、新卒だけでなく中途であっても国家公務員という選択肢を持っておくことは悪くないかと思います!

私が役人だった頃はまだ中途採用の方は本当に少なくて、新卒で入省し同じようにソルジャーとして鍛えられた人で構成された多様性の乏しい組織だったと思います。

しかし、これからの時代は純粋培養的に鍛えていくだけでなく、あらゆる経験や価値観を持った人が施策立案や執行に携わっていかなければ世の中の流れについていけないのではないか、と危機感を持っています!

役所の中だけに閉じこもっていると視野が狭くなるとともに傲慢になっていってしまうとも感じています。

いかに役所の外の知恵を中に取り入れられるのか、人材的にもあらゆる経験をした方が、国家公務員になって活躍していただけることを期待しております!

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