【成績開示結果】技術士 二次試験(H29建設-河川、R3総監)
成績開示してみた
技術士二次試験の成績を開示できるということを最近知ったので、早速開示請求をしてみました。
開示請求をした試験はH29建設部門(河川)、R3総監の二つとなります。
請求してから約2か月で返信が届きました。(令和4年3月下旬請求、5月18日返信着)
成績開示される内容
今回取り寄せたものをみながら、どのような内容の成績が開示されるのか、具体的に説明します。
「専門」と「総監」で試験も異なるので、これから成績開示請求をされる方のご参考になれば幸いです。
H29建設部門(河川)
開示した結果はこちら↓

うーむ。筆記が思った以上に6割ぎりぎりだったので、少し自信を失いました。
何とか粘って合格ラインまで持っていけたくらいだったんだなと。個人的にはもう少し専門Ⅲが取れていてもよかったかなとも感じましたが、ダム再生ネタを軸に攻めた結果として受け止めます。とりあえず合格できていてよかったです。
口頭試験は比較的点数も良かったので、国家公務員時代の経験は無駄ではなかったんだなと改めて感じることが出来ました。
↓H29建設部門(河川)の復元解答骨子の記事↓
【復元解答公開】H29技術士二次試験(建設部門 河川)〜A評価復元解答〜 | うつ×育児×転職×元官僚×技術士×ダム (ikujiojisan.biz)
R3総監
開示した結果はこちら↓

・・・あと0.25点。惜しすぎる。。。
改めて実施要項を確認してみると、択一試験と論文試験の配点は、それぞれ50点ずつとのこと↓

(出所https://www.engineer.or.jp/c_topics/008/attached/attach_8193_1.pdf)
自己採点では、択一が26.25点(21/40)だったので、論文は33.5点(6割7分)取れていたということでしょう!!!(択一をもう少しだけ頑張れていれば・・・)
論文試験の解答は自分の携わったプロジェクトになるので、ブログ記事にして公にすることはできませんが、思ったより論文試験の点数が高く評価されていたんだなという印象です。
あまりにも惜しすぎて、今になって「あと少し択一の勉強をしておけばよかった」と後悔するとともに、「今後も受けてみよう」という気持ちになりました。何より論文試験は解いていて勉強になるし、面白いですしね。
正直、R3年度総監に落ちて、少し自信を失いかけてましたが、今回開示したことをきっかけに、『論文試験は6割以上しっかり取れていたので、解答作成ラインは間違っていなかったんだ』と思うことができました。
今年度は心身の調子も今ひとつなので受験しませんが、また来年度以降挑戦していきたいと思います。
今後は、『総監』と『上下水道部門-下水道』の併願で受験していこうかなと少しモチベーションが上がりました!(実際、2日連続で長時間の論文試験を受けることは体力的に厳しいので、総監・下水道のどちらかを受験していくことになるかなと思います。)
成績開示する意味
成績開示すると、自分がどのように評価されたのか、理解することができるので、今後の勉強の励みになるかと思います。特に『落ちた時』の成績開示には非常に意味があるものだと感じました。
また、机上で勉強した内容で論文を書けるようにすることも大事ですが、特に総監は『どのような仕事内容に、どのような立場で従事し、どのような結果だったのか。また、どのような課題があり、今後どう改善していくと良いのか』ということをしっかりと日頃から考えておくことが非常に重要だと思いました。
R3総監の論文を書いていて、担当したプロジェクトで苦労したこと・経験したことがあったからこそ、ある程度評価していただける論文が書けたのだと実感しています。
私の場合は、まずは復職して、日々生きていくこと、無理し過ぎないことが最重要な状況ですが、もし復職できたら、がむしゃらに体を酷使するというよりは、『取り組む業務の質』や、『そもそもどうしたら効率よく社会課題を解決できるのかをしっかりと考える』ことに時間を費やしていきたいと思います。(なかなか難しいですが)
【R5年度 対策はこちらから↓】
R5年度技術士(建設部門_河川)(1)勉強法〜令和5年度水管理・国土保全局予算決定概要〜 | うつ×育児×転職×元官僚×技術士×ダム (ikujiojisan.biz)