国家公務員(官僚)の魅力ってなんだろう ~就職の参考に~ (2)

2022年1月3日

「霞が関」ってどんな感じ?

私が数年在籍した本省時代のお話です。

現場から異動した日は「ここが本省か・・・」と半分不安と、半分期待で登庁したことを覚えています!

ここでの数年間の経験は、きっと霞が関でなければ知り得ない、大変貴重なものでした!

私はいろいろあって官僚を辞職した身ですが、社会人のスタートとして官僚を選択することは、以下の観点から非常に価値あるものではないかと思っています。

官僚の魅力

  1. 視野を広く持てる
  2. 現場での課題がどう本省での政策立案に活かされているのか、体感できる(キャリアでも現場に出ることができる場合)
  3. 政府の動き、各省庁の動きを把握する力。政策ウォッチする力。
  4. 社会課題から個別具体の課題への落とし込み、予算や制度の要求ストーリーを構築する考え方
  5. 法令が読めるようになる

など。所管行政に詳しくなるだけでなく、一般にも使える能力が鍛えられる場だと思っています。

具体的にはどのようなことがわかるのか

例えば、どうやって各省庁の施策が決まっていくのか、予算(メリハリ)がどのようにして決まっていくのか、財務省の査定ってどんな風に進められるのか、補正予算ってどうやって組まれるのか、組織がどのようにして決まっていくのか、政治家との距離感国会対応のお祭り感、など、一度では書ききれないほど、非常に濃密な毎日を過ごせました!

そんな濃密な日々を過ごす中で出会う実際に働いている人達は、気概のある方が多かった印象です!

多くの尊敬する先輩や後輩達、他省庁のカウンターパートの方達と出会うことができました。

また、「官僚」といわれるⅠ種・総合職の方々と多く知り合うことができたのも、霞が関での貴重な経験です。

そこで、一緒に悩みながら仕事を何とかこなしたり、失敗した経験を経て、いろいろな方と強い関係性を築くことができ、人脈ができたことは一生の財産だと実感しています。本当に感謝しています。

そして、霞が関を離れた今、あの毎日のお祭り感が少し懐かしくも感じます。。。。

働き方は・・・また別の会でお話しますね。

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